日本のアニメーション映画「かがみの孤城」が４月１２日に韓国で公開される。配給会社が２０日、伝えた。書店員らが選ぶ「本屋大賞」を受賞した辻村深月のベストセラー小説を原作とするこの作品は、鏡の中の世界に迷い込んだ不登校の主人公、こころとそれぞれ事情を抱える６人の中学生が、城に隠された鍵を探すうちに心を通わせていくストーリーだ。「クレヨンしんちゃん　嵐を呼ぶ　モーレツ！オトナ帝国の逆襲」や「カラフル」などで多数の賞を受賞し、新海誠監督や細田守監督とともに日本を代表するアニメ監督と評価される原恵一監督が演出を手掛けた。原監督はこの作品について、鏡という日常的なものがファンタジーの入り口になっているとしながら「同じような事情を抱える人々の心を温かく癒やしてくれるだろう」と説明した。