米動画配信大手ネットフリックスは２８日、オリジナル韓国ドラマ「寄生獣―ザ・グレイ―」を４月５日から配信すると発表した。日本の漫画家、岩明均の漫画「寄生獣」を原作とする同ドラマは、人間を宿主にして勢力を拡大しようとする寄生生物が出現する韓国が舞台となる。寄生生物の勢力拡大を阻止しようとする特殊部隊「ザ・グレイ」、寄生生物と共生することになった人間などが登場する。韓国映画「新感染　ファイナル・エクスプレス」（２０１６年）、ネットフリックスのオリジナル韓国ドラマ「地獄が呼んでいる」「ソンサン―弔いの丘―」を手掛けたヨン・サンホ監督が演出を担当した。ヨン監督は「まるで夢見ていた理想が実現するような作業だった」とコメントした。女優チョン・ソニが寄生生物と共生することになる主人公スインを、俳優ク・ギョファンが消えた妹を探すために寄生生物を追うガンウを、女優イ・ジョンヒョンがザ・グレイのチーム長、ジュンギョンを演じる。