韓国で競馬を主催している韓国馬事会は２３日、６月から始まった無観客レースの実況中継を８カ国に輸出していると明らかにした。韓国での競馬は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今年２月から休止されていたが、６月１９日に無観客で再開。馬事会は「国内のレースをオンラインで海外に伝えるレースの輸出事業が外国の競馬開催団体の関心を集めている」と説明した。６月１９日に再開された無観客競馬は米国や英国、オーストラリアなど７カ国に１３２レースが輸出され、再開２週目からはシンガポールにも輸出されるようになった。レース輸出事業はまだ売上高全体の１％を占める程度だが、２０１８年には１３カ国、１９年には１４カ国に輸出し、売上高も伸びている。